2006年 01月 11日
認知症の高齢者と知的障害者が暮らす長崎県大村市のグループホームで火災があり、入所者のうち7人が死亡した。その後の大村署や大村消防署の調べで、火元とみられるリビングルームのソファ付近に、灰皿とライターがあったことが11日に分かった。 ホーム内は原則禁煙だったが、喫煙の習慣がある入所者もいたという。認知症(以前は痴呆症と呼んでいた)の人の喫煙は非常に危険である。いま昼ごはんを食べたのに、まだお昼を食べていないと言うことなどは良く聞く話である。 認知症の人は、いまタバコに火を点けたことさえ忘れてしまう。ましてや吸殻の完全な消火を確認することなどは出来ない。自分が喫煙者であった事を忘れてくれれば一番好都合なのだが、そうはいかず、時々思い出してタバコを欲しがる人がいる。 タバコを欲しがればそのつど1本だけ与える、ライターは渡さない、吸い終わるまで職員が必ず同伴して、消火までを確認することが最重要だとされている。大村市のホームの場合は何かの油断があったのだろうか。 認知症の人に禁煙を勧めて、今から禁煙を実行しましょうと促すことはほとんど不可能なことであろう。なにしろ禁煙の意味を理解することすら出来ないと思う。 誰でも認知症にならないとも限らない。ならばいっそのこと自覚のあるうちに、タバコと縁をきる生活習慣を身につけることが、自分がどんな状態になっても、回りに迷惑をかけない一つの方法だと思う。
by howsoonjp
| 2006-01-11 16:49
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